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stella

「ずいぶん楽しそうだったね。何話してたの?」
「……聞いてどうするんですか?」
「んーどうもしないけど。ちょっと妬いちゃったな~なんて」
「?……妬く必要ないと思いますけど」
「何で?」って嬉しそうに聞く。
「……もう解ってるじゃないですか」
「うん、だからなんだけど」
にこにこしてる犬飼君からねえほら早く、みたいな圧を感じる辻ちゃん。
「……犬飼先輩が…その……好きなので。……妬く必要ないですよ」
「あははっありがと辻ちゃん」
おれも好きだよって辻ちゃんの耳元で伝える。
(ねえ、知ってても妬けるくらい好きなの解ってる?)
ちょっと赤くなる辻ちゃんを見て、満足気な犬飼君。おれにもね、独占欲ってあったみたい。しんどいだけでしょって思ってたけど、これはこれでなかなか楽しいかもね♪

辻ちゃんとなら何でも楽しいかもってなってる犬飼君いいな……。辻ちゃんかわいい…。(何)



手にしたら満足すると思ってた。1つ手に入ったら、10が欲しくなるってほんとだったんだねえ。……きっと10を手にしたって、もっと欲しくなる。これは困ったな。って笑う犬飼君。自分のことコントロールできないことさえ楽しいって思ってて……。

辻ちゃんは、犬飼先輩が欲しいって言うなら全部あげますよ。俺に、それを言ってくれるなら。みたいな感じで宜しく頼みます……。
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