Please reload or enable CSS.

stella

(キスの日か~二宮さん知らなさそうだな~~。まあ知ってたら知ってたでおもしれーけど)二宮さんが本を読んでたから、終わるまで待ってよって二宮さんの肩に寄りかかって携帯を触り始める出水君。それを見て、出水君が携帯触るの終わったら読むの止めるかってなる二宮さん。
お互いがお互いを待ってる。結構時間が経ったから
「二宮さん、まだ読みます?」
「おまえはもういいのか?」
「え?」
「何か調べてたんじゃないのか?」
「あ~ただ二宮さん待ってただけなんすけど」
「それを先に言え」
(あっこれ逆におれのこと待っててくれたやつか~)
「あっそうだ。二宮さんって今日何の日か知ってます?」
「……知らん」
「やっぱり」
「今日がどうかしたのか?」
「いや~何かキスの日らしいすよ」
「…………」
出水君にキスする二宮さん。
「……えっ」
「したかったんじゃないのか」
出水君がぽかんてしてるから
「ちがったか?」
「いや、ちがわない…すけど……」
「だろうな。してえならすりゃいいだろ」
「……二宮さんもしたかったんすか?」
「つまりはそういうことだ」なわけです……。
肩に残る体温も愛おしいし、キスの日じゃなくてもおまえなら好きにすりゃいい。おまえがしたいなら俺もそうだろ。ってしてくれ……
ページ上部へ