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stella

そうやって簡単におれの心に入ってくるな。どうせ去って行くくせに、勝手に居場所をつくっていくなよ。犬飼君が壁を作って、距離を取るようになる。(表面的にはいつもと変わらない感じだけど辻ちゃんにはわかるやつ)

犬飼先輩が、昔に戻ったような感じがした。とって貼り付けたような、本当に笑ってるのか笑ってないのかわからないあの笑顔。最初は気さくで壁のない親しみやすそうな人だと思った。でも、今は。……きっと笑ってない。いつからか俺に向けてくれるようになった、嬉しそうに笑う顔を知ってしまった。犬飼先輩もこうやって笑うんだな、と失礼ながら思った。たぶん嬉しかったんだと思う。

この自分に向けてくれた顔を見れなくなって、どうしてだろう。って悩む辻ちゃん。何か先輩の喜ぶことをしたら、またあの顔をみせてくれるんだろうか。って頑張る辻ちゃんだけど犬飼君はせっかく距離とってるのになんで?わからない?……辻ちゃんなら、わかるでしょ。頼むからこれ以上入ってくるなよ。ってまた壁を分厚くする。

辻ちゃん、もしかして喜ばせようとしてしたこと迷惑だったのかなってなっちゃう。(本当はピンポイントで喜ばせてるから逆に顔が引きつってる)また、あの嬉しそうに笑った犬飼先輩の顔が見たくてその貼り付けた笑顔を崩したいと思う辻ちゃんが居て欲しい。

最後は「俺、犬飼先輩のその顔が見たかったんです」ってめちゃくちゃかわいい笑顔で言う辻ちゃん。
「おれもだよ」どうあがいたって、辻ちゃんじゃないと埋まらなかったから。(この間に他で埋め合わせようとしてみてけど、逆に辻ちゃんの事で頭いっぱいになって、好きなんだって思い知らされる展開もいいな…。隣に居ないくせに、居座るなよ。ってして…)

ハッピーエンド!(色々すっとばす)
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